アメカジをこよなく愛する男のブログ

ヴィンテージレプリカジーンズの育て方と楽しみ方(購入〜セカンドウォッシュまで)

タツキ
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干されたジーンズ
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タツキ
アメカジ歴二十年のアメカジをこよなく愛する男タツです。関西出身で1979年生まれ、365日ほぼジーパン履いてます!

どうも、タツです。

今回は、ジーンズをファッションとしてだけではなく趣味としても捉え、その上でより一層楽しんでもらうために、特にヴィンテージレプリカジーンズ(以下レプリカジーンズ)に焦点を当てて、ジーンズの育て方や穿き方、経年変化の楽しみ方などを書いていこうと思います。

最初にどのブランドのジーンズを穿き込みたいか選ぶ!

基本的にどこのブランドのジーンズを選んでも良いのですが、色落ちなどの経年変化を楽しむためには色落ちをさせることを前提にして作られたジーンズを選ぶのが無難です

一般的に「レプリカジーンズ」と呼ばれるジーンズのほぼすべてが色落ちをさせることを前提に作られています。

レプリカジーンズとは、現在では数の少なくなった非常に希少価値の高い、百年から数十年前のヴィンテージジーンズを「複製」したジーンズのことです。

特に多いのがリーバイスの「XX」と呼ばれるモデルでオリジナルを購入した場合最低でも数十万はします。そのレプリカなら二万から三万円で購入することができます。

またブランドによってジーンズの色んな所にアレンジが加えられているので、選ぶ際のポイントとしても良いと思います。

おすすめのレプリカジーンズブランドは、「WARE HOUSE(ウエアハウス)」、「FULLCOUNT(フルカウント)」です。この2つに加え、「LVC(リーバイスヴィンテージクロージング)」もおすすめです。

この3つのブランドの特徴をまとめると、

ウエアハウス ブランドコンセプトは「ヴィンテージの忠実な復刻」。1920年代から1970年代までの定番モデルから非常にマニアックなモデルまで幅広く展開している。

当時のモデルをほぼ忠実に再現しているため、若干シルエットは見直されているとはいえ無骨な印象のジーンズが多い

しかしジーンズを趣味として考えれば、ウエアハウス以上のレプリカジーンズは無く、縫製、当時のモデルの再現度、ジーンズのラインナップの幅広さはブランドの中でもNo.1だと思われる。フラッグシップモデルは1950年代前半の「最終革パッチ」をモデルとしたLot. 1001

フルカウント ジーンズのクオリティはウエアハウスに勝るとも劣らないくらい高い。

フルカウントの特徴はジーンズを着用しているときのその穿き心地にある。13.7ozのジーンズは夏場でも不快なく穿けるほど穿きやすい

また、品番がシルエットごとに設定されているため非常にシンプルでわかりやすく選びやすい。そのためウエアハウスに比べシルエットの幅が広く、ファッション性重視とも言える。フラッグシップモデルはLot. 0105(1953)

LVC リーバイスが公式に当時のモデルを再現しているブランド。そのため複製=レプリカではなく、「復刻」になる。

やはりその最大の特徴は堂々と「LEVIS」の名前と「501XX」のロットナンバーが使用できること、つまりレプリカジーンズでは使用できないアーキュエイトステッチや赤タブのビッグEなど完全に当時と同じディテールで復刻できることにある

しかし実際は若干当時と違う所もあり、縫製なども異なる。(例えば501XXの1955モデルのベルトループがオフセットされていない等)

また値段もリジッド(ノンウォッシュ)なら三万超えと結構高い。特に有名なモデルは 501XX(1947)と501XX(1955)とS501XX(大戦モデル)。

という感じです。もし購入される場合に参考にしてもらえれば幸いです。

その他のおすすめレプリカジーンズブランドの詳しい解説はコチラ

購入する場合はサイズに注意して購入しよう!

どこのブランドにするか決まり、いざ購入!となった場合、気をつけたいのがサイズです。

基本レプリカジーンズはノンウォッシュ(未洗い)のまま購入することになります。ブランドによってワンウォッシュ後のサイズ表記や同じ品番のワンウォッシュされたジーンズそのものを販売していることもありますが、そうでなければノンウォッシュのサイズ表記のままサイズを選ぶことになります

購入したレプリカジーンズがノンウォッシュの場合、穿き始める前にまず最初に洗濯をしてジーンズ全体を縮めてあげなければなりません(後述)。

そして洗濯後、ウエストなら4〜8cmほど縮みます。なので自分のウエストサイズが80cmだからといってノンウォッシュのサイズ表記のまま29インチのジーンズを選んでしまうと最悪ウエストが72cmまで縮んでしまうので穿けなくなります

なので自分のウエストをしっかり把握したうえで、尚且ノンウォッシュサイズ表記の場合4〜8 cm縮んでも穿けることのできるインチを選ぶようにしましょう。(実際はノンウォッシュ表記の場合、大体○cm程度縮むと表記してあることが多いです。)

自分に合ったジーンズのサイズの選び方の詳しい解説はコチラ

購入後、ファーストウォッシュをしよう!

ワンウォッシュのレプリカジーンズなら購入後裾上げをすればそのまま穿くことができますが、ノンウォッシュの場合まず最初にするのが「ファーストウォッシュ」です。

ノンウォッシュのジーンズは糊でコーティングされて尚且ジーンズ全体が伸びた状態で購入することになります。なのでまず糊を落としてジーンズ全体を縮めなければ穿くことができません。

ウエアハウス lot1003xx 15周年記念モデル

バックポケットにフラッシャーが付いたこのような状態で購入することになります。

糊を落とす手順としては、

  1. ジーンズのボタンを全部とめ、適当な大きさに畳んでバケツやタライ、浴槽などに温めのお湯(40℃前後)を張り数時間漬けこむ
  2. 1時間に1回、お湯を入れ替える
  3. お湯を入れ直し、よく濯ぐ(あまり揉み洗いせずにジャブジャブという感じで)
  4. ジーンズを裏返しにして(お湯に漬けこむときに裏返していてもOK)洗濯ネットに入れ洗濯機で脱水する
  5. スレーキやセルビッジのシワをキレイに整えて乾燥させる(天日干し、日陰干し、乾燥機など何でもOK)
  6. 裾上げ(自分の購入したメーカーに送れば仕上がりのキレイな裾上げをしてくれる)
  7. 穿き込み開始

という手順になります。上の手順が面倒な方は洗濯機に放り込んで普通に洗濯してください。ぶっちゃけそれでもOKですが、これから自分の相棒になるジーンズなのでできるだけ優しく糊を落としてあげましょう

あと、乾燥機の使用ですが業務用の大型乾燥機を使用する場合は、変なアタリやシワが出る場合があるので注意してください。

糊を落とす際にジーンズ専用洗剤なんか使っても便利です。

画像付きの糊の落とし方の詳しい解説はコチラ

裾上げの補足!

ファーストウォッシュの手順の所にも書きましたが、自分の購入したジーンズのメーカーに送れば裾上げをしてくれます。ウエアハウス、フルカウント共に無料で裾上げしてくれます。

送料はこちらがメーカーに送るときだけ送料がかかり、メーカー側が送り返してくるときはメーカー側が送料を負担してくれます。※フルカウントの場合、送料は全額負担になります。

ゆうパック、佐川急便などの運送会社など何でもOKです。

そして送るときに注意してほしいのは、必ずファーストウォッシュして乾燥させ、ジーンズ全体が縮みきった状態でメーカーに送ることと、裾上げしてほしい位置がわかるようなメモなどを一緒にメーカーに送ってください

別にメモでなくても裾を折り返し安全ピンでとめる、またはチャコペンなどで印を付けるなど何でも良いので、メーカー側が裾上げしてほしい位置がわかるようにしてください。

ユニオンスペシャル」と言われる非常に希少価値の高いヴィンテージミシンで裾上げしてくれます。またメーカー側がチェーンステッチ、シングルステッチをパンツに合わせてやってくれるのでありがたいです。

約1週間程でジーンズが帰ってきます。

穿き込み開始!

裾上げが完了すればあとは穿き込むだけです。特に穿き込み方のルールもありません

よく言われるのが、穿き込み開始から約2〜3ヶ月の間は洗濯せずに穿き込み続ける、とよく言われます。そうすることによって色落ちにメリハリが出て、よりくっきりとキレイな色落ちにすることができるみたいですね。

僕も基本穿き込み開始から2〜3ヶ月は洗濯せずに穿き続けるようにしています。

ですが正直そこまで神経質になって2〜3ヶ月穿き続けることは必要ないと思います。穿き込み開始が夏なのか冬なのか、また人によって穿く頻度も違うからです。

穿いていて汚れたら洗濯すれば良いと思いますし、逆に週に1回の休日穿きならもっと期間を開けても良いと思います。

なので自分の好きなように穿き込めばOKです。色落ちさせるのが作業になってしまうと楽しくないですからね。

ウエアハウスデニムの詳しい解説はコチラ

レプリカジーンズを楽しく穿き込むためのポイント!

ここは、見ている方がある程度ジーンズを好きなことを前提に書いています。ジーンズを好きになるきっかけは人それぞれだからです。

僕の場合は昔リーバイスのヴィンテージ501XXを雑誌で見て衝撃を受けたのと、ウエアハウスのヴィンテージに対する情熱と拘りに惚れてしまったのがきっかけです。

若干話しはそれましたが、レプリカジーンズを楽しむためのポイントはいくつかあります。

どの年代のジーンズを参考にしているのか見分けられるようになる

レプリカジーンズというのは、必ず参考にしているオリジナルのヴィンテージジーンズがあります

例えば、特に多いのが「大戦モデル」と言われるジーンズです。第二次世界大戦時の1942年頃〜1945年頃に作られた「XX」のことです。

オリジナルで言えば「S501XX」ですね。

同じく多いのが第二次世界大戦後の1940年代後半〜1950年代前半に作られた「革パッチXX」です。「1947モデル」とも言われます。

ウエアハウスのLot. DD-1001XX (1947)は「革パッチXX」を参考にしています。

このように購入しようと思うジーンズや、現在穿いているジーンズがオリジナルのどのヴィンテージジーンズをモデルにしているのかわかるようになると、更に楽しくジーンズを穿くことができます

年代別の細かなディテールの見分け方はコチラ

とにかく色落ちしたオリジナルのヴィンテージジーンズや、レプリカジーンズを眺める

現在ネットにはジーンズの色落ち画像をアップされているブログがたくさんあります。僕も暇があればこのような先輩方のブログを見ています。

やっぱりガッツリ穿き込まれて色の落ちたジーンズを眺めていると、僕も早く穿き込みたくなってしまいます。

今ではなかなか見ることができない初期のウエアハウスのジーンズや、コアなジーンズ好きが穿く、あまり知られていないブランドの色落ち画像などを見ることができるので、これもジーンズを楽しく穿き込むためのポイントと言えます

現在穿き込んでいるジーンズの経年変化はコチラ

穿き込んでいる、または購入しようと思っているジーンズに何を合わせるか考える

例えば、1930年代のクラシカルでシルエットの太めのレプリカジーンズを現在穿き込んでいる、または購入しようと考えている場合、トップスやブーツなどどんなものが合うのか考えるのも楽しみの1つです。

ジーンズ1本からブーツ、トップス、帽子、カバン、マフラーや果てはジッポーやスマホケースまでどのようなアイテムを合わせようか考えたり想像したりできます。

で、本当に欲しくなってしまうのでお金の使い方には十分注意してください。

穿き込んでいるジーンズに経年変化が出始めたときがいちばん楽しい

やっぱりこれがいちばんの楽しみですよね。穿き込んでいくうちにジーンズが自分の体に馴染んできます。

インディゴが徐々に抜けていき、腰や腿にヒゲが現れ、バックヨークや裾にパッカリングが現れます。そして2年、3年と穿き込んでいくとまるでヴィンテージと見間違うほどのジーンズに育ちます

1本のジーンズを穿き終えると、またすぐに次のジーンズを穿き込みたくなってしまいます。

経年変化についての詳しい解説はコチラ

こんな感じでジーンズを穿き込むときの楽しさのポイントをいくつか挙げましたが、楽しみ方は人それぞれなのでこのポイントは参考程度にしてください。

そしてセカンドウォッシュ!

一応、毎日穿き込んで2〜3ヶ月経過したという前提で話を進めていきます

頑張って毎日穿き込んで、夏なら大体2ヶ月、冬なら大体3ヶ月経過したらいよいよセカンドウォッシュです。

糊落としの時と洗濯方法はほぼ同じです。デニム専用洗剤を入れて一晩漬けこむもよし、水で揉み洗いするもよし、洗濯機に放り込むもよし、何でもOKです。乾燥のやり方も何でもOKです。

乾燥後、ジーンズに足を通したときのデニムがキュッと締まった感じが何とも言えないんですよね。

あとは、またガンガン穿き込んで洗濯するだけです。

画像付きのセカンドウォッシュの詳しい様子はコチラ

ヴンテージレプリカジーンズの育て方と楽しみ方のまとめ

というわけで、今回はレプリカジーンズというものに焦点を当てて、購入時のアドバイスや穿き込むときの楽しさのポイントなどを書いてきましたが、ジーンズって知れば知るほど奥が深いです。

僕なんかはジーンズというかアメカジファッション全体がもう趣味になっちゃっています。

今後ブーツやジージャンなどの詳しい解説記事とかも書いていきたいですね。

そしてこの記事を読んで下さった方で少しでもジーンズやアメカジのことを好きになってくれたら幸いです。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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アメカジ歴二十年のアメカジをこよなく愛する男タツです。関西出身で1979年生まれ、365日ほぼジーパン履いてます!

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