ウエアハウスのGジャン、Lot 2001XX 大戦モデルの特徴と解説
こんにちは、タツキです。
先日ひさしぶりにGジャンを着て外に出かけたので、今回はウエアハウスのGジャンであるLot 2001XX大戦モデルの詳しい特徴を見ていきたいと思います。
ちなみに出かけたときはヒートテック、サーマルロンT、パーカー、そしてジージャンを着て外に出たのですが、出た瞬間あまりにも寒かったのでダウンベストをGジャンの上に着て出かけました。
やはり真冬にGジャンのみで出かけるのは無謀でしたね。
それではウエアハウスのLot 2001XX大戦モデルの詳しい特徴を見ていきましょう。
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目次
Lot 2001XX大戦モデルの主な特徴
ウエアハウスのGジャンには基本ロットナンバーの先頭に2と付きます。
そして2001XXはいわゆる「1st(ファースト)」と呼ばれるモデルをイメージして作られています。
下の画像がウエアハウスのLot 2001XX ファーストタイプです。
出典:WAREHOUSE & CO. / Lot 2001XX 1ST TYPE
同じ2001XXですが、上の2001XXと下の参考画像の2001XXではディテールが少し違うのがわかるでしょうか?
もうタイトルでバレバレですね。上の2001XXは大戦モデルで下の参考画像の2001XXは大戦モデルではないノーマルの2001XXです。
では何が違うのか?というと、まずフロントボタンの数が違います。
大戦モデルはフロントボタンの数が4つですが、通常の2001XXのフロントボタンの数は5つです。
そして通常の2001XXはポケットにフラップが付いていますが、大戦モデルではフラップが付けられていません。
これは大戦モデル特有の簡素化が図られた結果、このような違いが出ています。
それではもう少し細かな部分も見ていきましょう。
Lot 2001XX大戦モデルの細かな部分の特徴
上でも述べたように、フロントボタンの数は4つでポケットにはフラップが付けられていないのが、Gジャンにおける大戦モデルの特徴です。
この2001XX大戦モデルは、通称「アーリーモデル」と呼ばれる簡素化初期の非常に希少なタイプをイメージして作られています。
なのでフロントボタンの数や、ポケットのフラップ省略など簡素化は図られているものの、フロントボタンそのものの素材は月桂樹のドーナツボタンではなく、オリジナルのボタンが使われているのが特徴です。
ポケットはフラップは付かず、むき出しの打ち抜きリベットが付けられています。
また、打ち抜きリベットには刻印がなく無地のリベットですね。
ちなみにこのポケットはかなり大きくて、iPhoneなら(若干重なりますが、それでも)余裕で2つ収納できます。僕の持っている2ndタイプのGジャンではiPhoneを入れると上の部分が飛び出てしまい、フラップを閉めることができませんでした。
赤タブは赤のレーヨンでカンドメ仕様です。
無理やり裏を覗こうとしましたが、カンドメされているので裏を確認することはできませんでした。おそらく片面タブだと思われます。
ポケットの裏は耳なしですね。
ファーストタイプのGジャンはシンチバックが付けられており、そのシンチである程度調整することができます。
このシンチバックという呼び方ですが、他にはバックルバック、シンチベルト、バックストラップとも呼ばれます。
また、ファーストタイプの特徴として、シンチバックのリベット部分から上下に1本ずつプリーツが入ります。
シンチは針なしのM字状のシンチです。
この時代のシンチは針なのですが、ウエアハウスが安全を考慮して敢えて針なしのシンチにしたものと思われます。
革パッチはディアスキン(鹿革)で2001XXの文字もくっきりです。
洗濯はファーストウォッシュも含めて3回しました。しかし予想以上に文字が濃いですね。
Gジャンの裏側はこんな感じです。
記事の最初にも書きましたが、防寒機能はほぼ皆無なので真冬にGジャン1枚はめちゃくちゃ寒いです。
なので真冬にGジャンを着たいなら上からアウターを着るか、ウエアハウスから裏地にブランケット付きのGジャンも販売されていますので、それなら真冬でもGジャンを着ることができます。
出典:WAREHOUSE & CO. / Lot 2001XX 1ST TYPE WITH BLANKET(T BACK STYLE)
Gジャンの下にいろいろ着込むのも窮屈だし、上にアウターを着るのもゴワゴワして気持ち悪いのでGジャンって着られるシーズンが結構限られる気がします。
僕的にはGジャンの上に着るアウターはダウンベストがいちばんだと思っています。
袖口や肩などあまり気にせずに車にも乗れますし、何より窮屈と感じないからですかね。
フロントボタン裏はこのようなセルビッジ仕様になっています。
ウエアハウスでおなじみの黄色っぽい金色?金色っぽい黄色?の耳です。
袖口のボタンはウエアハウスオリジナルのボタンです。
ファーストタイプの2001XXとセカンドタイプの2002XXでは袖口のボタンとボタンホールの付け方が逆になっています。
画像では下になっている方がウエアハウスのセカンドタイプ2002XXで、上に重なっている方がファーストタイプの2001XXです。
どちらのタイプもボタンを通すのも外すのも特に気にならないです。
Lot 2001XX大戦モデルの着心地とかシルエットとかどうなの?
Lot 2001XX大戦モデルのシルエットはいわゆるボックス型と呼ばれるシルエットをしています。
ボックス型とはその名の通り、裾に向かって絞られずに真っ直ぐ落ちる■のようなシルエットのことです。
ファーストタイプのGジャンに見られる特徴です。
上の画像の2001XX大戦モデルと、下の画像の2002XXと見比べるとその着丈や裾幅の違いがわかりやすいと思います。
2001XX大戦モデルは平面的で裾に向かってストンと落ちるクラシカルなシルエットに対して、2002XXセカンドは着丈も短く立体的でなおかつ現代的なシルエットをしています。
なのでボックス型のシルエットを持つファーストタイプや大戦モデルは細いパンツよりもクラシカルな太いパンツとよく合います。
そして肝心の着心地ですが、とても良いです。
13.5ozの生地は着るたびに体に馴染んで柔らかくなります。
着るのも脱ぐのも楽で、サッと羽織ったりサッと脱いだりできるので非常に着やすいです。
合わせるトップスはパーカーでもワークシャツでもネルシャツでもTシャツでも何でも合わせることができます。
また、Gジャンは着丈が短くて苦手!という方でもベルトが隠れるくらいの着丈(サイズ40で約65cm)があるのでおすすめです。
Lot 2001XX大戦モデルの特徴と解説のまとめ
今回はウエアハウスのLot 2001XX大戦モデルの特徴を見てきましたが、皆さんは普段Gジャンを着たりしてるでしょうか?
僕なんかは早く体に馴染ませたいのと、色落ちさせたいので家の中でもGジャン着てます。
いろいろなアメカジブランドからいろいろなGジャンが販売されていますが、ブランドによってシルエットは結構違ったりします。
その中でもウエアハウスのGジャンはヴィンテージのシルエットにいちばん近いんじゃないでしょうか。
ジーンズと同じくGジャンも愛着を持ってコツコツと育てていくのも良いものですよ?
最後まで読んでいただきありがとうございました!