ウエアハウスのTシャツ、Lot. 4601のサイズ感や着心地をレビュー!
ビンテージレプリカブランドのウエアハウスといえば特にジーンズで有名ですが、かつての古き良きアメリカのTシャツも復刻しています。
ウエアハウスのTシャツってどうなの?という疑問を持った方のために、ウエアハウスの定番Tシャツを実際に着てみて感じた着心地やサイズ感をレビューしてみます。
目次
ウエアハウスのTシャツの種類
ウエアハウスのTシャツにもいろいろな種類があるので、バリエーションが多い代表的なTシャツを抜粋します。
- Lot. 4601➜定番Tシャツ
- Lot. 4064➜中古感を徹底的に追求したセコハンシリーズ
- Lot. 4096➜コットン88%、レーヨン12%で製作したTシャツ
- Lot. 4059➜リンガーTシャツ
- Lot. 4091➜US NAVY仕様
- Lot. 4101➜US NAVY仕様リバーシブルタイプ
- Lot. 4048➜半袖フリーダムスリーブ
- Lot. 4053➜インディゴポケットTシャツ
- ボーダーTシャツ
なお、フットボールシャツやベースボールシャツ、ロンT、限定Tシャツは省いています。
この記事ではLot. 4601を実際に着てみて感じたサイズ感や着心地などをレビューしていきますので、引き続き御覧ください。
Lot. 4601とは?
Lot. 4601とはウエアハウスの定番Tシャツで、プリントTシャツやヘンリーネックTシャツ、ポケットTシャツや何も装飾されていない無地のTシャツなどがあります。
4601は、ウエアハウスがヴィンテージの中でも最も魅力を感じた1950年代のTシャツを再現しています。
その特徴として12番のムラ糸を使った天竺生地には独特の陰影が現れることです。
この陰影を「シャドウボーダー」と言います。
シャドウボーダーとは?
先程4601には12番のムラ糸を使った天竺生地が使用されていると述べましたが、その生地を着用と洗濯を繰り返すことによって独特のボーダーのような陰影が現れます。
画像はウエアハウスの4601ですが、ボーダーのような横段が入っていることがわかります。
これは1940年代〜1950年代のヴィンテージTシャツ特有の風合いなんです。最初見たときは「なんじゃこれは」と、なりましたけど。
つまりLot. 4601は独特の風合いであるシャドウボーダーが現れる、ウエアハウスの定番Tシャツということですね。
Lot. 4601の着心地は?
4601は弾力があり、かなり生地がしっかりしています。
シャドウボーダーの画像を見るとヴィンテージの風合いを出すために生地が弱そうにも見えますが、逆です。
シャドウボーダーの現れた生地を触ってみると、凸凹とした手触りと弾力と伸縮性がよくわかります。
画像は10年以上前の4601ですが現在でもまだまだ現役です。しっかりシャドウボーダーも確認できます。
最近の大量生産されたTシャツでは味わうことのできない、包み込むような優しさと力強い弾力は着た者にしか味わえない贅沢な感覚です。
画像引用元:WAREHOUSE&CO./“自然なムラ糸”と“希少な編み機”
首元も伸縮性があるので苦しくなく、またストレスなく着たり脱いだりできます。
Lot. 4601のサイズ感は?
4601は、購入時はノンウォッシュなので1度洗濯して糊を落とし縮めてあげなくてはなりません。
ノンウォッシュの状態でサイズ40(L)ならば着丈は70cmで、洗って縮めると着丈が67〜68cmまで縮みます。
しかし洗濯の仕方や乾燥の仕方で若干縮み具合が変わってきたりします。
画像ではわかりにくいですが、白の4601を2枚重ねています。どちらもサイズ38(M)の4601ですが明らかに着丈が違います。
私は普段サイズ40(L)のTシャツを着ていますが、Gジャンやスカジャンなど着丈が短いジャケット、アウターを着たときに裾からTシャツの裾があまりはみ出さないように、1サイズ小さいTシャツを着ます。
下の4601は肩の1番高いところから測って着丈が66cmです。
対して上の白い無地の4601は肩の1番高いところから測って着丈が61cmあるかないかでした。
- 下の4601➜着丈66cm
- 上の4601➜着丈61cm
通常、購入時点ではノンウォッシュのサイズ38で68cm、縮ませて65〜66cmが正常な着丈なのですが、明らかに短いです。
これはこれで着たときにカッコいいので気に入っているんですけどね。
4601全般のサイズ感ですが、身長175cm、体重74kgの私の場合はサイズ40(L)でTシャツの下に五分袖のコンプレッションを着てちょうどいい感じのサイズ感です。
1サイズ落としたサイズ38(M)でも下に五分袖のコンプレッションを着たまま普通に着ることができます。
- サイズ40(L)➜下にコンプレッションを着てちょうどいい感じ◎
- サイズ38(M)➜下にコンプレッションを着ても普通に着れる○
Tシャツ単体で着るならいつものサイズで着て、上にネルシャツやワークシャツを着る前提なら1サイズ落とした方が野暮ったくなく着ることができます。
Lot. 4601の経年変化
4601は経年変化を楽しむ前提なので、着込んで洗濯を繰り返すといい感じの風合いになります。
カラーはネイビーで5、6年ほど着用。着用頻度はそこまで多くないですが経年変化が現れ始めています。
色が抜けて色褪せてきています。表からではシャドウボーダーがよく見えませんが、首元の裏を見るとシャドウボーダーが出ているのがよくわかりますね。
ボタンはクラシカルな猫目のボタン。私はいつも1つだけボタンを開けて着ています。
皆さんはTシャツを着ると、その日に洗濯をしているのでしょうか?私はジーンズと同じような感覚でして、Tシャツの下にはコンプレッションを着ているということもあり、汚れの具合にもよりますが3日〜1週間程度はランドリンのファブリックミストで済ませ、着続けます。
朝から晩まで着る訳ではないし、着ても夜の数時間だけなのでいつも何日かは着続けていますね。
ちなみに私のお気に入りのランドリンファブリックミストはNo.7という香りのものを使っております。
爽やかな開放感のあるマリン系の香りがいい感じです。
その他の4601の紹介
私が所持している、その他の4601も紹介します。
この4601は、ブログの執筆中に着込んでいたTシャツです。なのでこの時点ではまだ洗濯はしてません。
蜂なのか羽アリなのかわからないものがプリントされていますね。5年ほど前に購入したTシャツです。
2018年末の福袋に入っていた杢グレーのヘンリーネックTシャツです。汗染みが目立つのであまり着ていません。
よっぽど杢グレーが好きなカラーだ、という人以外はおすすめしません。しかし着心地は抜群です!
このポケットTシャツも福袋に入っていたものです。ポケットも付いていて便利なのでよく着ています。
ポケットTシャツはシンプルで使い勝手がとてもいいのでおすすめです!
最後にタブの3連発です。首元のタブ、旧洗濯タブ、新洗濯タブの順番になっています。
以上がその他の4601の紹介でした。
4601とは別にボーダーTシャツやリンガーTシャツ、ロンTなどもまた別の機会に記事にしたいですね。
まとめ
ウエアハウスのTシャツは種類がとても多く、品番で生地やディテールが分かれています。
1からTシャツを育てたいなら4601がおすすめです!
逆に最初からヴィンテージ感が欲しい方はLot. 4064をおすすめします。
たかがTシャツ、されどTシャツ。大量生産された安価なTシャツもあれば、ウエアハウスのように徹底的にヴィンテージTシャツを追求した高品質なTシャツもあり、5万円もするデザイナーズブランドのTシャツもあります。
Tシャツを消耗品と考えるか、愛着を持って育てるか、1つのブランドのアイテムとして考えるかは人それぞれです。
自分だけのファッションスタイルを楽しみましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました!