【WAREHOUSE】1001XX(福袋専用モデル)と1001XX(現行モデル)の比較をしてみる!
明けましておめでとうございます!デニログ管理人のタツキです。
2019年からは「タツ」ではなく、本名の「タツキ」で活動していきますので、みなさま、どうぞよろしくおねがいします!
さて、新年1発目はウエアハウス直営店限定福袋2019に入っていた、Lot.1001XXの福袋専用モデルと、2018年秋冬カタログ予約商品のLot.1001XX、つまり現行1001XXとを比較して、その違いなどを見てみようと思います。
ちなみに2019年の福袋に入っていたLot.1001XX福袋専用モデルは、2018年の福袋に入っていたLot.1001XX福袋専用モデルと同じのようです。
ウエアハウス直営店限定福袋2019の開封記事はコチラ!
目次
まずはウエアハウスのLot.1001XXの簡単な説明を‥‥
Lot.1001及び1001XXという品番は、20年の歴史があるウエアハウスのフラッグシップモデルであり、不動の定番モデルです。
簡単に言えば、ウエアハウスというブランドの顔と呼ぶに相応しいジーンズですね。
そして、2018年末に発売された現行1001XXは、1950年代前半の「最終革パッチ」と呼ばれるヴィンテージXXをイメージして作られています。
という感じですかね。
現行1001XXの詳しい特徴と解説はコチラを御覧ください。
福袋専用モデルとは?
ウエアハウスはその年の年末に直営店限定の福袋を販売しています。
年末にネットで先行予約される福袋と、年が明けて直営店の店内で販売される福袋と2種類あります。
そしてその2種類の福袋の中に、たまにウエアハウスが公式で販売しているジーンズと少し違ったディテールをしたジーンズが入っていることがあります。
その少し違ったディテールをしたジーンズが「福袋専用モデル」です。
この福袋専用モデルは、公式のオンラインショップなどを見てもそのジーンズの情報や説明は一切ありません。また、販売もしていません。
しかし、福袋専用モデルは結構高い確率で入っているようなので、ネットオークションなどでは比較的簡単に入手することができます。
福袋専用モデルは遊び心満載のジーンズになっていますので、見ているだけでもおもしろいです。
ウエアハウスLot.1000(1001XX)福袋専用モデルの詳しい解説はコチラ!
それではLot.1001XXの福袋専用モデルと現行モデルのディテールを比較していきましょう。
Lot.1001XXの福袋専用モデルと現行モデルの全体の比較!
PCでは左が福袋専用モデル、右が現行モデルになっています。
福袋専用モデル、現行モデル共に未洗いなので、糊でコーティングされています。
並べてみると福袋専用モデルは濃紺、現行モデルは青みが強い紺色という感じですね。ちなみに2つ重ねてみたところ、シルエットは全く同じでした。
あと触った感触ですが、現行モデルのほうが柔らかい感じがしました。
バックスタイルから見えるディテールの違いは、細かい部分は置いといて違いはなさそうです。やはり色が違うくらいですね。
両方共バックポケットには飾りステッチはなく、大きさも一緒だと思います。
色の違いがよく分かるように半分ずつ重ねました。
上に重なっているのが現行モデルで、下にあるのが福袋専用モデルです。こうやって見ると色の違いがよくわかります。
Lot.1001XXの福袋専用モデルと現行モデルの細かな部分の比較!
革パッチは福袋専用モデル、現行モデル共に鹿革パッチです。
画像を見てわかるとおり、福袋専用モデルは文字の色が黒になっており、現行モデルは文字の色が赤になっています。
刻印されている文字も同じで、革パッチの大きさも同じでした。
現在ウエアハウスから販売されている定番ジーンズのパッチは、現行モデルと同じ仕様に統一されています。(革パッチと紙パッチの違いや、DDシリーズのエイジング加工された革パッチなどの違いはあります。)
文字の色が黒の方がしっかりしていて読みやすいですね。
続いてバックポケット右側の赤タブですが、福袋専用モデルは赤タブはなくカンドメのみになっていますが、現行モデルは赤タブ+カンドメ仕様になっています。
遠くから見れば、どちらも赤タブがあるように見えますが、実際は福袋専用モデルの方は赤タブはないという感じですね。
これは現行のLot.1001と同じ仕様になっています。今比較しているLot.1001XXではなく、Lot.1001と同じです。
ちなみに現行モデルの赤タブは両面タブです。
続いてセルビッジ、つまり「耳」の部分ですが、福袋専用モデルはピンク耳になっていますが現行モデルは黄色耳になっています。
ウエアハウスが現在販売しているジーンズはすべて黄色耳で統一されています。
こんなふうにちょっとした部分、しかしヴィンテージジーンズ好きには重要な部分をいじってくるので福袋専用モデルは面白いし、欲しくなってしまうんです。
これは革パッチの文字の色も同じですね。
そしてフライボタン部分。こちらは両方共フライボタンの数は4つです。ウエアハウスオリジナルの鉄製のボタンです。
トップボタン横のV字ステッチはどちらもほぼ同じ角度で入っています。
隠しリベット部分は、福袋専用モデルは若干隠れていてわかりにくいですが、現行モデルの隠しリベットなどのリベット類は銅色ですが、福袋専用モデルは素材の質感はブラス(真鍮)のようなテカテカとした質感でした。
ウォッチポケット(コインポケット)部分ですが、こちらの方がリベットの質感はわかりやすいですね。
福袋専用モデル、現行モデル両方共打ち抜きリベットが使用されています。しかしリベットの質感は、福袋専用モデルはブラスのように輝いていますが、現行モデルは銅色でマットなヴィンテージらしいリベットになっています。
どちらも写真を撮るときにフラッシュは使用していません。
このリベットの質感も、福袋専用モデルは現行Lot.1001に近いものがあります。
両方共1950年代前半の「最終革パッチ」をイメージしていますので、ベルトループはオフセットされています。
あとは特に変わったところはないですね。
最後に両方のバックスタイル全体のアップを。
福袋専用モデルの画像の方は光の反射の加減で、若干色がおかしくなっています。
【WAREHOUSE】1001XX(福袋専用モデル)と1001XX(現行モデル)の比較をしてみる!のまとめ
現在ウエアハウスではLot.1001と付くジーンズは全部で5種類、1001Sも含めると6種類あります。
その中でも今回は2018年秋冬モデルのLot.1001XXと、福袋専用モデルのLot.1001XXを比較してみました。
そして福袋専用モデルはウエアハウスの遊び心満載なので比較対象としてはとても面白いと思い、同じ品番である1001XX同士で比較してみたというわけです。
革パッチの文字の色と耳の色、そしてリベット類の質感、デニムの色、とそれぞれ比較して違う部分はそれなりにありましたが、今思うと少し地味なところばかりでしたね。
しかし2019年の福袋にはこのLot.1001XX以外にも福袋専用モデルがあるみたいで、ネットオークションにはかなりディテールの違った品番も出品されているようです。
その辺も詳しく調べてみたいと思います。
そして最後になりますが、みなさま、今年もデニログをよろしくおねがいします!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!