365日ジーパン野郎のアメカジブログ

DUBBLE WORKS DW5P USED WASH 特徴と解説

タツキ
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ダブルワークス5p used wash
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タツキ
アメカジ歴二十年のアメカジをこよなく愛する男タツキです。関西出身で1979年生まれ、365日ほぼジーパン穿いてます!

 

こんにちは、タツです。

前回ウエアハウスの加工ジーンズであるセカンドハンドシリーズをレビューしたので、今回は僕の持っている唯一の加工ジーンズであるダブルワークスの「DW5P USED WASH」の特徴を見ながら解説していきたいと思います。

まずはアメカジブランドであるダブルワークスの説明を。

 

ダブルワークスとは?

ダブルワークスは元々ウエアハウスから誕生したブランドでしたが、2012年からは取引先であった三恵メリヤスがダブルワークスを運営しています。

以下はダブルワークス公式からの引用になります。

三恵メリヤスは2016年で創業90周年を迎えました。創業当初より学校の体操服やスポーツウェアを中心に製造をしておりましたが、1990年代よりカジュアルウェアの生産を始め、2012年には【DUBBLEWORKS】の自社運営を開始しました。国内生産にこだわり、減少の一途を辿る職人の確かな技術を継承し、日本の『モノづくり』で高品質なデイリー・アメリカンカジュアルを展開しています。

出典:DUBBLEWORKSオフィシャルサイト

良いですねぇ、「モノづくり」とか「職人」とかという言葉を聞くと、男というのは何か心にぐっとくるものがありますよね!

以前まではウエアハウスの公式サイトでもダブルワークスを販売していましたが、現在はカテゴリーからダブルワークスはなくなっています。しかしウエアハウス直営店のスタッフさん達がブログなどでダブルワークスのアイテムを紹介したりしているので、やはりウエアハウスとダブルワークスは姉妹ブランドのようです。

ダブルワークスの特徴は、ウエアハウスとほとんど変わらない高品質なつくりながらも比較的安価で購入することができます。例えば色落ちしていないワンウォッシュのデニムならば15000円から17000円くらいです。

また、子供用の本格的なTシャツやスウェットなども展開していて、Tシャツは約3000円くらい、スウェットは5000円から6000円ほどで購入することができます。

ダブルワークスはウエアハウスのようにゴリゴリのヴィンテージレプリカモデルではなく現代風にアレンジしたアメカジウエアが多いので、気軽に着ることができて購入もしやすいブランドだと思います。

ではダブルワークスのDW 5P USED WASHを詳しく見ていきましょう。

DW 5P USED WASH全体のディテール

ダブルワークス5p used wash

もうほぼ完成された色落ち具合です。1ヶ月前に洗濯をしてそれからは穿いていません。着用頻度もそれほど多くないですね。

股上は浅めで、シルエットは全体的に細めのストレートです。ウエアハウスのLot.800によく似たシルエットだと思います。ブーツでもスニーカーにも合うシルエットです。ただユーズド加工されたジーンズなので裾上げをすることができず、レングスがクロッチ最下部から裾まで80センチと若干長いです。

ダブルワークス5p used wash

濃紺のジーンズを穿き込んでいるときに疲れて気分転換するときなどによく穿きます。たまにこういうユーズド加工されたジーンズを穿くと新鮮な気持ちになります。

DW 5P USED WASHの細かいディテール

ダブルワークス5p used wash

ダブルワークス5p used wash

実はこのジーンズは数年前に購入したウエアハウスの福袋に入っていた一本で、今回ブログで紹介するにあたって1つ問題が生じました。それはパッチに品番の表示がない(消えていた?)のでこのジーンズがダブルワークスのどのジーンズかわかりませんでした。

このジーンズを手に入れた当時、特徴を1つ1つ見てみたので50 年代中頃から後半のXXを参考にしているということはわかっていたんです。しかし特に品番は気にして穿いていませんでした。

そして今回ブログで紹介するにあたって「品番不明」では困るということで、このジーンズの特徴と合致するダブルワークスのジーンズを調べてなんとか特定することができました。以下、特定するにあたって参考にした箇所です。

ダブルワークス5p used wash

まずパッチ部分。革パッチではなく紙パッチです。Lotには何も表示されていなくて(または消えた)ウエスト(W)も表示がないです。

次にベルトループ部分。

ダブルワークス5p used wash

センターセットではなくオフセットされています。

ダブルワークス5p used wash

このクロッチ部分の逆U字状のステッチも重要なポイントです。

そしてフロントポケットの内側のリベットの素材。

ダブルワークス5p used wash

アルミではなく銅色ですね。

そしてこの50年代中頃の特徴である上の画像4つの箇所と合致したのがDW 5Pだったというわけです。ユーズド加工されたものじゃなくてジーンズ好きの方が穿き込んでいるものしか見つかりませんでしたが、50年代中頃の紙パッチXXを参考にしているタイプはDW 5Pしかなかったので、この僕の持っているユーズド加工されたジーンズもDW 5Pのユーズドウォッシュタイプと結論づけました。

このDW 5Pとよく似たLot.27001という品番があるんですが、そちらはフロントポケット裏の素材がアルミだったので60年代の紙パッチXXを参考にしています。

今までこのジーンズの品番を気にしたことがなかったので今回いろいろと調べました。

あとちょこっと参考にした赤タブです。

ダブルワークス5p used wash

ダブルワークス5p used wash

両面タブですね。ちなみに旧いダブルワークスの赤タブは「DUBBLE」ではなく「DUBLE」だったみたいです。なのでこのDW 5Pは比較的新しいタイプだと思われます。

最後に裾部分。

ダブルワークス5p used wash

ユーズド加工されているので裾のパッカリングも良い感じです。チェーンステッチで耳は赤色ですね。

 

DW 5P USED WASHのまとめ

今回はダブルワークスのユーズド加工ジーンズを見てきましたが、このブランドのジーンズの特徴は高品質な作りでありながら購入しやすい価格、シルエットもレプリカジーンズ特有の無骨で野暮ったいシルエットではなくどんな服装にも合わせやすい現代的なシルエットというのが特徴ですね。

そしてしっかりとレベル1から育てることができるワンウォッシュもあるのでじっくり色落ちを楽しみたい人にもおすすめです。ただユーズド加工されたジーンズを購入するときはレングスに注意した方が良いです。裾上げをしてしまうと加工された裾を切ってしまうことになるので。

このDW 5Pも裾上げしていないので1回ロールアップ+ブーツでもかなりクッションしますし、スニーカーなら2回ロールアップしないと裾を踏んづけちゃいます。

と、まぁあまり穿く機会のないDW 5P USED WASHですが濃紺のジーンズをコツコツ穿き込むのに疲れたらまた気分転換にコイツを穿くんだろうなぁ。

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

 

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アメカジ歴二十年のアメカジをこよなく愛する男タツキです。関西出身で1979年生まれ、365日ほぼジーパン穿いてます!

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